RWD(レスポンシブ・ウェブ・デザイン)対応により、特にスマートフォンにおいて、ブラウザで表示されたページから地図アプリや地図ページを開きたい時、どのようなURLでリンクすればよいか、改めて確認したいと思いました。
そこで、iPhoneとAndroid端末からそれぞれ検証しましたのでご紹介します。
うまく地図アプリが起動できれば、そのまま経路検索などが行え、利便性が高まり、ウェブサイトとしても使いやすい印象に繋がります。
実際に以下のリンクについて、スマートフォンからアクセスして挙動をご確認いただけます。
なお、緯度・経度は「日立駅」となっています。
検証したデバイス iPhone : XR (iOS 13.3.1) Android : UMIDIGI A5 Pro (Android OS 9)
https://maps.apple.com/?q=36.590568,140.661842
iPhone端末からタップした場合の挙動 Appleの地図アプリが開き、すぐに現在地からの経路が検索できる状態になります。
Android端末からタップした場合の挙動
リダイレクトされてGoogleマップアプリが開き、すぐに現在地からの経路が検索できる状態になります。
ただし、マーカーが少しずれて表示されるうえ、地図が拡大されず、下記「(2) Googleの地図を開く」とは若干異なります。
パソコンからクリックした場合の挙動
リダイレクトされてGoogleマップのページが開き、すぐに現在地からの経路の検索などができる状態になります。
こちらはマーカー位置のずれはありません。
https://www.google.com/maps/search/?api=1&query=36.590568,140.661842
iPhone端末からタップした場合の挙動
リダイレクトされてGoogleマップアプリが開き、すぐに現在地からの経路が検索できる状態になります。
Android端末からタップした場合の挙動
リダイレクトされてGoogleマップアプリが開き、すぐに現在地からの経路が検索できる状態になります。
パソコンからクリックした場合の挙動
Googleマップのページが開き、すぐに現在地からの経路の検索などができる状態になります。
【参考】 Googleマップアプリ指定して開く(iPhone専用方式)
iPhone端末からタップした場合の挙動
「”Google Maps”で開きますか?」と確認ダイアログが表示され、「開く」を押すとGoogleマップアプリが開き、現在地からの経路が検索された状態になります。
Android端末からタップした場合の挙動
リンクが作動しません。
パソコンからクリックした場合の挙動
リンクが作動しません。
デバイスに応じて次のように表示すればよいと考えます。
iPhone向け
Andoroid向け
パソコン向け
以上、お役に立てれば幸いです。